20002年新人戦 ★新人戦解説文★ 【全体的に見て】 今年の新人戦も相も変わらず阪南大と岡大が競ることとなりましたが、去年に引き続き 岡大優勝を無事勝ち取ることができました。全体的に見て、なかなかレベルの高い大会 になっており、皆フォームもほぼ確立していて、何と失格者(三振)が一人も出ない大 会となりました(当たり前であるべきですが)。また、大学入試で体育館が使えない日 でもほとんどの一回生が岡山商大の体育館に行ってピーキングをするという頑張りっぷ りは、なかなか見ていて気持ちが良かったです。彼らもいつの間にか岡大ウエイト部を 支える選手達になっていたんだなと実感した一日でした。 【女子52kg級】ハイテンション女子リフター町田余理子(通称マチルダ)。 予期せぬライバル出現に気合が入り、Sピーキングラスト二回にていきなりノースーツで ラップを巻くことに。今回の大会を終え、「何も余計なことを考えずバーと向かい合っ ている自分もいいなあ、と思ってきている。」と語る。とにかくパワフルだ。 【女子60kg超級】予定では60キロ級になっているはずが…といつもぼやいている詫間美冬。 相変わらず強い。Sではいつも通りの浅い試技を見せ、周囲をヒヤヒヤさせた。しかし最 初で最後のベストリフターを獲得し、大量のプロテインをもらい、阪南の坂○氏と会えた ので、満足しているようだ。 【男子56kg級】皆から可愛い〜と言われる増田祐生。可愛いその風格とは裏腹に結構強い。 この大会に出るため、3kgの減量があり、よく漫画を読みMDを聴きながらエアロバイクを延 々とこいでいた。リゾートっぽい。試合の結果、阪南の吉村と体重・トータルが一緒にな り再検量に持ち込むという偉業を成し遂げ、結果300g軽く3位入賞し、周りを大興奮させた。 やるね。*春合宿では山田歳三にも負けぬ気合の入り方を見せた川上恵介(通称メグ)。 ちょっと遅れて入部したが、かなりパワー好きな様子。いつも「太りたい」とぼやく。羨 ましい。今回の大会で「己の下半身の弱さを感じた。だから合宿で鍛えよう!!」と語る。 目標は打倒増田らしい。いっぱい食おう!! 【男子67.5kg級】最近常に悲壮感を漂わせている新人キャプテン末時海。D2・3本目では 未知の重量に挑戦し、3本目ではかなりの粘りのすえ成功し、周囲を感動させた。「団体優 勝がかかっていてプレッシャーを受けたが、ベストリフターを取ることができて満足」と語 る。でも今更ベンチの合図を聞き忘れるなんて、ちょっと可愛いぞ。*身長180cmを超える 安藤潤一。スクワットスーツが結構効いた事に感動している様子。また、注目筋が効いたら しく、ピーキングで重かったDをさくっと上げ、驚いていた。 【男子75kg級】デッドマン大谷晃弘。「今回の試合はメチャ不満だった。」と語る。失敗し た試技は全部上げられたのに判定で赤がついているので、今後安定した試技を課題にしもっ と上を目指すらしい。練習ではいつでもデッドをしている気がする。*かなりのマイペース 渡邊武俊。セコンド重松とのナイスコンビっぷりは周囲を笑わせた。Sでは一本目を落とし て周りをヒヤヒヤさせたが、何とか目標達成。Dはいつになく好調で、一回生にして裸デット を成し遂げた凄い奴である。*こちらも身長180cmを越える中谷俊博。Sのピーキングではバ ランスの悪さからなかなか上手くいっていなかったが、ベンチは得意らしく、力が出せて満足 らしい。バランスさえ上手くいったらまだまだ伸びそうである。頑張れ! 【男子82.5kg級】独特のペースで話す、何だか凄く感じのいい奴な平元秀樹。S・D・B共に3試 技目はピーキングで上げていない重量を成功させ、今大会唯一のパーフェクトとなった。Bシャ ツが25kg効いて入るらしい。かなり根性がありそうなので、今後の期待大!*納会にて前述平 元と「ベストカップル賞」に選ばれた、これまた感じのいい真木雄亮。(いつも一緒に秋関西 ピーキングの補助に来ていたため受賞。すばらしい。)いつもデッドが弱いんですよ〜と嘆い ているが、ベンチのフォームが素晴らしくきれいである。もっと通って強くなってくれ。 【男子90kg級】春合宿で大ブレイクしていた東裕。かなり面白い(濃い)キャラである。見た 目もでかい。何よりもDの刻み方がおかしい。130-140-165ってどうよ。でもきっちり上げきり、 周りを興奮させた。駆け引きで勝てて本人も大満足らしい。  今回から浜小さんに代わって解説文を書くことになった斉藤です。至らない面もたくさんあ りますが、今後もよろしくお願いします!              (文責:斉藤)